カテゴリ:夢幻想列伝 外伝( 4 )

裏エピソードその4 ふとましく黒幕を演じる者

セイト、メンチク城塞

チルノ「それじゃ行って来るね~」
元気良く手を大きく振る先にはレティが居た。
レティ「気をつけて行ってらっしゃい。
    怪我しないようにね。」
チルノ「うん!」
大きく頷くとリグル、ミスティアと共に
兵を連れてセイトから出撃した
博麗霊夢軍へと向って行った。
レティ「怪我するなとは言っても
    無理よね。」
レティには始めから解っていた。
霊夢軍の出撃した兵力は4部隊合計55000
チルノ軍は1部隊のみで18000
そして防衛に残った兵力は8000
2倍以上の兵力差で当たらなければならなかった。
兵士だけではない、武将としても差が大きい。
敵は君主の霊夢以外にも魔理沙、レミリア、フランドール
幽々子と錚々たるメンバーが名を連ねている。
それに対抗出来る武将は残念ながら此方には存在しないのである。
質、量共に負けている以上余程の事が無い限り勝てる算段は無かった。
レティ「後は出来るだけ相手に損害だして
    此方はどう上手く逃げるかね。」
そして、その時間すら与えてもらえないメンチク城塞防衛戦が始まったのである。
凶報が届き始めたのは、チルノが出撃したその翌日からである。

悪夢の始まり
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by KisaragiZetsuei | 2008-03-12 16:22 | 夢幻想列伝 外伝

裏エピソードその3 八雲紫の素顔?

エイアン城外、コウカン櫓陣
紫「ふうっ、ちょっと飲み過ぎたかしら?」
先程まで友人、幽々子と飲んでいた。
普段なら適当に会話しつつ明るく飲んで酔う前には終わるのだが。
今回は少々深酒になってしまっていた。
紫「らしくないわ。」
ここの所紫は焦っている。
霊夢との共闘、幽々子達をまとめる所までは計算通りだった。

誤算の始まり
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by KisaragiZetsuei | 2008-03-11 12:37 | 夢幻想列伝 外伝

裏エピソードその2 人に惚れし悪魔

(諸葛亮軍との戦闘後)
エイアン城内、夜の中庭
咲夜「お待たせしました、お嬢様。」
咲夜が用意したのはお茶。
この世界では貴重でその値段はかなり高い、らしい。
レミリア「ありがとう、咲夜。」
咲夜「本来なら紅茶が用意できれば良かったのですが。」
レミリア「仕方ないわよ、この世界では手に入らないのだから。」
咲夜の言うように紅茶が飲めない。
時を操って作る事が不可能ではないが、今は戦う事を優先として
移動も多いので現地では紅茶の作成は実質行えていない。
それ故にレミリアの不機嫌な日が増えている。
だが、霊夢と一緒に居られる時間が長くなってるので何時も不機嫌と言う程では無い。
他の面子からすれば余り気にならない程度ではある。
何時も我侭だから余計に気が付かないのだ。
気が付いているのは只一人、一緒に居る時間が一番長い咲夜。
もし他に候補が居るとしたら、勘の鋭い霊夢ぐらいであろう。
レミリア「しばらくすれば隙間妖怪が幻想郷に戻る方法ぐらい見つけるでしょう。
     それまでは我慢するわ。」
今は紅茶よりも優先している事がある。

紅霧異変の約束
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by KisaragiZetsuei | 2008-03-08 16:27 | 夢幻想列伝 外伝

裏エピソードその1 彷徨える門番

特にどれやってと反応も無かったので適当に書き投げておく

美鈴「今日も平和ですねぇ~」
紅魔館の門前に彼女は居た。
門番、紅美鈴である。
ここ最近目立った異変も無く。
侵入者も何時もの紅白や白黒以外は特に目立ったことも無く。
門番は平和を満喫していた。
まあ、紅白や白黒の侵入の仕方次第ではメイド長のきっついお仕置きが
たまに入るのだが………

目の前では氷の妖精とその仲間たちが弾幕ごっこで遊んでいる。
見慣れた光景である。
美鈴「今日は来客もあって咲夜さんもこっちに来ないから
   なんだか眠くなってくる…………あふっ。」
ちょっとした気の緩みから眠気が襲う。
その眠気に抗う気の無い美鈴はうとうと夢心地に入るのであった。
この後、異変が待っているのも知らずに………
そして、彼女は夢心地のまま謎の光に包み込まれた。

夢幻想列伝 外伝
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by KisaragiZetsuei | 2008-03-07 11:59 | 夢幻想列伝 外伝